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警備員 愛理

SCENE 1 事務所


平松は少し広い部屋に一人で座っている

平松:  あたしひとりなのかな?

一人の男性が入ってくる

圭三:  はい、時間になりましたので、はじめます。

平松:  あたし一人ですか?

圭三:  まあそういうこともある。
      平松さんね、小さいな。大丈夫。ハートがあれば大丈夫。

平松:  はい。

圭三:  ということで、自己紹介から。現場責任者のなかよし圭三です。

平松:  なかよし圭三?おおはははー、笑っちゃいけない。

圭三:  名前でうけた。もうけもんだ。

平松:  いや、ごめん、すみません。

圭三:  実は今日は夜勤明けなんだよね。

平松:  す、すみません。お疲れ様です。

圭三:  いや、大丈夫、10分ぐらいお話したら
      ビデオみてもらう。その間、仮眠。

平松:  はい、わかりました。

圭三:  夜勤明けだけど、はりきるぞー。
      昔はスリムだったが、年輪ますことに
      丸太ん棒のような体。

平松:  ふふっははは

圭三:  ちょっと、たって。体操
      一人でもぐるぐる体まわしちゃうよー

平松:  ふははっ、zooのような。

圭三:  ぱわあっぷ体操終わり。
      じゃあ、号令かけるからやってみて。
      右向けー右!
      かかとを90度開いて、1,2
      そう、1,2.そうそうそう
      左向け、左。1,2.

平松:  こう、こうですか?

圭三:  そう、意外とフットワーク軽いね。

平松:  意外とあたし動きまわるから。

圭三:  いいね、そのまま回れ右、わからないか。
      まわれ右の場合は、右足を、一歩分、後ろにして、
      円を描くように回転してー、最後、右足を、ひっこめる。
      そうそうそうー

平松:  いい声してますね。

圭三:  趣味はカラオケ。アカペラとかやる。
      次、もう一度、回れ右!1,2、3.
      そうそう、いい感じ。次、右斜めー右!
      これは、右足を、45度まげて、合わす。
      もう一度、右斜めー右。

平松:  なんか混乱してきた。


圭三:  じゃあ、連続でやるぞー。左向けー左!回れー右、
      左斜め左、はははー違うな。

平松:  ちょちょちょちょ、こうでーこうだからー
      こうか。

圭三:  それは違う。はははー、不合格

平松:  不合格かー

圭三:  あとで、ビデオ見るときに覚えて。

平松:  あ、これ遊びじゃないのかー

圭三:  はははー真面目にやらないと、また、回っちゃうぞー

平松:  はへえーすみなせん。研究します。

圭三:  これは警備の基本だから。

平松:  でもなんか、かっこいい。軍隊みたい。

圭三:  真面目にその通りだよ。じゃ、席座って。
      今日は寒いから、あったまったでしょう。

平松:  すみません、あまり知らない世界だったので。

圭三:  さて、軍隊みたい。という感想だったということで
      そこから説明するかな。

平松:  はい、宜しくお願いいたします。

圭三:  われわれのは警備員。警察に似ているが決定的に
      違うことがある。我々は一般人と同じ、警察ではない。

平松:  それはわかります。

圭三:  では、質問。あなたが交通誘導していたとします。
     車が歩道に入ります。そこに、通行人がいたとしますー
     通行人に(危ないので止まってください。)○か×か。

平松:  危ないのでとまって。OK

圭三:  体まわしてもらうぞー?ぶぶっー

平松:  え?だめなの?なんで?

圭三:  もう一度ゆうぞー。我々は警察ではない。一般人。
     警察なら、命令口調でOK。我々は命令することはできない。

平松:  あー!そうか。でもそしたらどうするの?

圭三:  申し訳ありません。只今、お車通ります。
     ご協力ください。

平松:  あー!

圭三:  スーパーの近くに警備員いる?聞いたことある?

平松:  あー!確かに。

圭三:  命令することはできない。お願いするんです。

平松:  でもヤダと言われたら?

圭三:  いい質問です。きかない人は諦めて通す。
     次の通行人に協力願う。

平松:  なるほど、諦めるんだ。

圭三:  法令できまっておる。法令的には、我々のいうことは
     きかなくていい。

平松:  え?どういうこと。

圭三:  我々のいうことを聞いて、事故したら、責任は誰か。

平松:  え?誘導したひとがわるいー

圭三:  ま、まわっちゃうぞー

平松:  ええ?えええー

圭三:  我々は一般人。交通誘導はできるだけ  
     きいて、事故したら本人の責任。だから命令することはできない。

平松:  意外と奥深いなあ。

圭三:  今、スーパーの話したけど、警備員も種類がある。
     問題、何種類あるでしょうか。

平松:  え?種類なんてあるの?

圭三:  今度、アカペラの刑。

平松:  ああああ〜♪

圭三:  いい声だな。でも今やらなくていいから。

平松:  すみません、つい・・・・

圭三:  第1号業務、警備業務対象施設の
      監視・巡回業務および人・車両の出入管理等
      第2号業務、さっき話がでた雑踏警備
      工事現場、駐車場、イベント会場等における。
      第3号業務、現金等の輸送を行う際の強盗等に対する警戒
      第4号業務、ボディーガード(用心棒)、身辺警護

平松:  わあ〜むずかしそー。

圭三:  wikiにも書いてある。帰ったら、見てけーぞー。
      今回は、大使館の入り口、第1号にあたる。
      実務は、雑踏警備も含む。

平松:  ん〜。あまりぴんとこないなー

圭三:  ん〜まあ、法令で、すぐには現場でてはいけないことになってる。
      まあ、ビデオ見て、勉強してよ。
      さてー10分経った?

平松:  10分は経ちました、ふふっ。

圭三:  眠れぬー想いは〜♪さあ、仮眠の時間だ、いづみちゃーん。
      いづみちゃーん。

別のしきりにいづみちゃんをよぶ。

圭三:  最初の説明は終わったんで、お金関係と、ビデオみせてあげて。

いづみ: 了解しました。

圭三:  WOMAN君がー♪あと、宜しく。

平松:  ありがとうございました。

いづみ: 好きになって、よかったー♪

平松:  はい?

いづみ: あ、気にしないで、口癖なの。経理担当のいづみです。
      宜しくお願いします。

平松:  こちらこそ宜しくお願いします。

いづみ: えーと、週4の希望で昼間でよかったですよね。

平松:  はい、ごめんなさい、夜勤はできないので。

いづみ: 夜勤は女性はないですよ。日勤も、パートナーは男性なので、
      女性1人にはなりません。

平松:  そーだよなー。よく女性で通ったよなーここ。

いづみ: 大使館警備なので、ご年配には向きません。若い方を募集してます。
      英語も使うので、随時募集中です。もちろん、男性の夜勤の方が
      一番いいのですが、ご辞退される方もいるので。

平松:  そうなんですねー

いづみ: ぶっちゃけ、時給890円ですし。

平松:  あーははははっ、ぶっちゃけ。まー自分はどんなんだか知りたくて。

いづみ: そういう方も多いですよ。特に大使館警備は。短期も多いです。

平松:  なかよし圭三さん、い〜かんじだし。

いづみ: ひょうきんですけど、仕事はがっちりやるかたですよ。

平松:  ちょっと楽しみ。

いづみ: ん〜。まあ、やってみて・・・ああ、これを読んでサインください。
      内容をいいますと、20勤務続いた方に、はじめてまとまった給料になります
      20勤務に満たなくて、リタイアされた場合は申し訳ありませんが、
      お給料はでません。1人前として、扱われるのは20勤務以降となります。

平松:  はい。

いづみ: 20勤務までは見習い期間となりますので、20勤務を得て、初めて
      給料が発生します。
      そして、研修期間4日間も4勤務となりますが、お昼代500円
      頂戴します。4日ですので、2千円。お給料から天引きします。

平松:  はい。

いづみ: それから、くつのサイズはいくつですか?

平松:  22.5

いづみ: あるかな。大使館なので特別の靴をはきます。これはこちらで用意しますが
      20勤務満たない場合は、買い取りとなります。こちらが4200円です。

平松:  はあ。

いづみ: なぜかというと、靴って病気もちの人がいるので。

平松:  あーつまり、水虫のこと?ははは

いづみ: 誰がはいたかわからない靴はきたくないですよね。だから揃えます。

平松:  なるほど。

いづみ: あと制服ですよね。これもお貸ししますが、おやめになるときに
      ここも云わなきゃいけないんですが、クリーニング出して
      後日お返しください。そのままもってきますと、クリーニング代
      請求という形になります。

平松:  お金に厳しいところなんですね。

いづみ: というよりかは、そういう規則を設けないといけない、事例が複数あるので

平松:  なるほど

いづみ: 制服は必ずお返し願います。ワッペンがありますよね。
      それ着て、犯罪行為すると、わが社は潰れます。

平松:  あらかじめ、辞めること前提で話しているような・・・

いづみ: 大丈夫よ。業界がそういう業界ですので。
      逆にこういうこと云わないところの方が、怖いと思ってください。

平松:  はい、勉強になります。

いづみ: ということでサインをお願いいたします。

平松はサインをする。

いづみ: 60分のビデオ2見ていただきます。
      午後もビデオです。
      プロジェクトZって知っていますか?

平松:  あー知ってます。つばーめよー♪って、

いづみ: あれの、雑踏警備員特集編の回があって。

平松:  へえー

いづみ: 万博の雑踏警備、これ結構見応えあるんですよ。

平松:  万博の・・。

いづみ: あたしたちは周りにファンがぶあっと集まるじゃないですか。

平松:  ん?

いづみ: あ、もといです。イメージ的には熱狂アイドルファンを
      制止させる係りです。

平松:  ああー大変そう。

いづみ: これ見た後の、つばーめよー♪は感動しますよ。

平松:  それいつ見れるの?

いづみ: 今から。

平松:  わあ、楽しみ。

いづみ: でも遊びじゃないですからねーふふっ。
      午後は、先ほどやっていただいた、警備号令のビデオです。

平松:  ああ〜午後は勉強会。

いづみ: ということで、今までのところでご質問は?

平松:  大丈夫です。

いづみ: では、これをお昼休み後までに書いておいてください。
      銀行振り込み先情報です。

平松:  わかりました。

いづみ: それではまた後ほど。

平松はビデオを見る。



SCENE 2 事務所


平松は事務所の扉をあける。

いづみ: あ、平松さん、おはようございます。

平松:  今日も宜しくお願いします。
      今日はどんな感じなのかな。

いづみ: 今日は圭三さん夜勤明けの日ですので、
      もうすぐこちらに帰社しますので、それまで号令の
      練習をしていてください。

平松:  わかりました。

平松はしきりのある部屋へ移動する。
しばらく、号令の練習をしている。
5分後、圭三が現る。

圭三:   お、練習熱心だな、朝から、まわっちゃうぞー

平松:   あたしもやる。

圭三:   朝から何の、ショーだ?!圭三まわる!

平松:   へひひっ、平松もまわる。

圭三:   では、今日は3日目、今日は午前が、実務の説明、
       午後が、病院にいっていただきます。

平松:   病院?

圭三:   これも法令で決まっているのだが、警備員になるためには
       資格が必要となる。

平松:   資格。お勉強?

圭三:   お勉強ではなく、体や心が病んでいないか、それの証明書が必要。

平松:   ほお。

圭三:   法令に書いてある、刑務所に入ったことのある者、精神に異常が
       ある者、覚せい剤使用者、そういったものは警備員になる
       資格がない。まあ、みたとこ大丈夫だけど、法令で決まっているから
       行ってきて。証明書もって、事務所に戻ってきたら、3日目は
       時間前でも終了。また明日というところ。

平松:   どこに病院がありますか?

圭三:   建物でて、右を向きそのまま150m直進、すぐに、KATSUMI医院
       がある。

平松:   KATSUMI医院ですね。めずらしい名前ですね。

圭三:   厳しいで有名なけーぞー。

平松:   ええ?どんなの?

圭三:   行ってからのお楽しみ。では、今日は実務のお話をしよう。
       平松さんが配属になる大使館は、ディズニー王国大使館

平松:   ディズニー王国大使館!

圭三:   なんか面白かった。ああ〜圭三の顔がファンキーだったとか?

平松:   ファンキー!りりしいファンキーですよお。

圭三:   りりしいファンキーって何だ?まわっちゃうぞ〜。
       この国はある意味大変なんだ。
       ディズニー王国は夢の国。夢の国だから、かぶりものをしている。
       しなくてはならない。ここ重要、中に入っている顔を見てはならない。
       わかる?宗教的なものだ。他の国も、女性の顔をみてはいけない
       国がある。冗談ではないぞ。刑罰がくだるのだ。

平松:   ええ〜?大変。

圭三:   まず、国の文化を学ばなければならない。私は他の国の大使館で
       大使館の中のエレベータにのらなきゃいけなかったときがある。
       3Fで扉が開いたとき、女性がいた、慌てて圭三は後ろを向き、
       後ろで手探りでドアを閉めた。

平松:   ほんとにぃ〜?

圭三:   ディズニー王国もそういう意味では大変だ。被り物を
       していなかったら、即、目を手で覆い、ことなきを得ること。

平松:   うわああ〜

圭三:   ディズニー王国はそんなに大きな敷地ではない。
       車も大使用が2台、ドライバーの車1台。
       出し入れをする。

平松:   車庫入れかー。

圭三:   しばらくは車は運転できない。信用得ないとな。

平松:   あ、よかった。

圭三:   他の国では、車も大変だぞー
       いろんな車が入る国は、入り口で、危険物がないかチェック。

平松:   どんなチェックを?

圭三:   危険物探知器、これね、かなりの重要な人の車のチェックね。
       車に変なものついていないかチェック。
       一人おかしなのいたなー。テンパりすぎて、車にがちゃがちゃぶつけて
       もうその人はいないけどね。

平松:   大変そうーできるかなー

圭三:   大丈夫、ディズニー王国大使館の実務は、光る棒あるよね。
       普通の車きたら、早く通りすぎるよう、方向に手を振る。
       車の出し入れ中に一般車がきたら、車の方に、両手で棒もって、
       一礼をして、しばし、待っていただく。

平松:   あ、なるほど。

圭三:   難しいことはない。あそこはあまり人どおりもないし。

平松:   初心者にうってつけの場所。さすが夢の国!

圭三:   やってみたくなった?

平松:   ん。それならやれるような気がする。

圭三:   じゃあ、こうしよう。本来は30時間、現場に出てはならないという
      法令があるが、明日は現場で見る、ということで研修はどうかな?

平松:   あ、そのほうがいいかな。

圭三:   ここで話すよりわかりやすいけーぞー?

平松:   はい。

圭三:   じゃあ、明日はそうしよう。いづみちゃーん。靴って用意できたー?

いづみ:  はーい、あ、靴ですか。平松さんの。あ、すみません24しかなくて
       ちょっとこれ履いてみてもらっていいですか

平松:   うわー強力長靴版みたいな。

圭三:   大使館だからね。らしくないとね。

平松が履く。

平松:   ・・ちょっとぶかぶかだけど大丈夫、このチャックをしめれば。

圭三:   よし、じゃあ決まりだ。さ、私は仮眠のお時間。
       眠れぬー想いはー♪

平松:   あなただけーじゃーないー♪

圭三:   まわっちゃうぞお〜?!

平松:   ふははは。

圭三:   また、たいくつかもしれないけど、ビデオ見てて。
       あと、午後、KATSUMI医院ね。

平松:   わかりました。




SCENE 3  katsumi医院


平松は扉を開ける。

受付: こんにちわーこちらにどうぞ。

平松: はい。

受付: 本日はどうされましたか。

平松  いや、大使館警備をやることになって。
     証明書が必要なようで。

受付: 承知いたしました。大使館警備ですね。
     それでは、そちらの席に座ってお待ちください。

平松: KIX-S?

受付: はい。

平松: いや、名札がそうなっているから。
     ここ、KATSUMI医院ですよね。

受付: はい、ここのお客様は小さなこが多いんで
     ニックネームの名札をつけています。

平松: 面白い!

スタッフ:KIX-Sさんokです。

受付: では、平松さん、診察室1にお入りください。

平松: はい。

平松は診察室1に入る

KATSUMI:こちらにどうぞー。今日はどうされました?

平松:  いや、大使館警備をやることになって。
     証明書が必要なようで。

KATSUMI:  大使館。すごいですね。

平松:  まだよくわからない。

KATSUMI:  英語とか話せるんだ?

平松:  ちょこっとだけ。

KATSUMI:  大使館警備ってどんな仕事ですか?

平松:  車誘導とか、偉い人の警護?やってみるまでよくわからない。

KATSUMI:今度の機会にどんな感じが教えてください。
      私的も興味あってね。じゃあ、サインしときますね。

平松:  ええ?もう終わり?

KATSUMI:  KATSUMIと。はい、これね。

平松:  サインが大きい、色紙のサインみたい。

KATSUMI: しまった、いつものくせで。

平松:  まあ、これでも大丈夫。かな?

KATSUMI:  あそこの警備会社でしょ。大丈夫。
       では頑張ってください。

平松:  ありがとうございました。

受付:  今日はこれで結構です。

平松:  ええ?ただ?

受付:  あそこの警備会社でしょ。大丈夫。

平松:  ありがとうございました。

平松はKATSUMI医院を出る。
事務所に戻り、ドアを開ける。

いづみ: お疲れ様です。

平松:  異常に早かったんですけど。

いづみ: まあ、普通ですよ。

平松:  こんなに大きいサインなんですけど。

いづみ: あのひと、たまにやるんですよねー
      まあ大丈夫です。

平松:  まだ、13時25分ですけど、これで終わりでいいんですか?
                    今日、圭三さんに云われて。

いづみ: 圭三さんから、言付けがあります。
      今日はもう帰ってもいいです。
      が、明日は現地集合になります。
      現地はディズニー王国駅のA1出口を上がったところで
      7:45分、集合です。時間厳守です。
      遅れた場合、自力できていただきます。
      心配ならば、帰りがてら場所を下見しといてください。
      そういう意味で今日はこの時間で終了です。

平松:  時間厳守は大丈夫だいえど、方向音痴で。

いづみ: ここから1駅なので、帰りみてみもいいですよ。

平松:  大丈夫。時間厳守します。

いづみ: では、あした、頑張ってください。あ、靴。

平松:  あ、はい。ありがとうございました。

平松は事務所をでる。



SCENE 4 ディズニー王国駅A1出口前


圭三が階段登ってくる。

圭三:  お、早いじゃん。ここでこない人も多いが。

平松:  さ、寒い。

圭三:  じゃあ、じゃあ、回りながらーいくー?

平松:  もう、一発ねた、ふふっ。

圭三:  ここから2分ぐらいのとこだから。

平松:  頑張ります。

圭三:  ついてきて。迷うこともないけど。

平松:  はい。

現場に到着し、ロッカールームにいく。

圭三:  では、このとなりの部屋が女性更衣室だから。これに着替えてください。
      でも貴重品は置かないで。共用部で。ここは常に誰かはいるから。

平松:  服も貴重品なんだけどなー

圭三:  ライブ服ではないよね?

平松:  あ、全然。

圭三:  基本、自分らが警備だから。

平松:  あ、そうか、ごめんなさい。

平松は隣の部屋に行き着替えて、共用部屋にはいる。

圭三:  大丈夫?

平松:  ちょっと大きいけど、大丈夫です。

圭三:  紹介します。純直さん、25歳、イギリス帰り

純直:  すみただ。といいます。

平松:  宜しくお願いします。

圭三:  英語ばりばり。

純直:  そーんなんでもないですよ。

平松:  珍しい名前ですね。歴史の武将の名前みたいな。

純直:  この名前は気に入っています。ピアノもっていますか?

平松:  ピアノもっていますけどーなにか。

純直:  ピアノもっている女性に憧れてて、君とピアノと、みたいな感じで。

平松:  部屋とyシャツとーみたいな?

純直:  そうそう、そんな感じみたいな。

平松:  くふうー面白い、どのくらいこのお仕事はされていますか。

純直:  まだ、1ヶ月、でも半年やったらやめる。
      どういう感じかしりたかったんで。

圭三:  さあ、もうそろそろはじまりますよー
     平松さん、そのバッグそこのソファーに置いておいて。
     ではでましょうー

3人部屋をでて、建物の前に立つ

圭三:  交代式はじめます!敬礼!

夜勤:  夜勤帯、異常なし、報告事項なし。

圭三:  了解!交代式終了!敬礼!

夜勤は去る

圭三:  平松さん、今日は見学です。純直さんの動きをみていてください。

平松:  はい。

圭三:  入り口の右側が外人さん、左が純直さん、その横でみていてください。

平松:  わかりました。

圭三:  私は、ほかの大使館をみにいってきます。昼には戻ります。
      純直さん、ちょっと宜しくお願いします。

純直:  了解!

圭三は去る

純直:  it's bitting cold today,yah,phil?

Phil:  hang in long enough,ya, ha.

平松:   わ、すごい、べらべら。

純直:  そんなことないよ。あ、Phil、MS.Hiramatsu is here.

Phil:  nice to meet you.こんにちーは。

平松:  宜しくお願いします。めっちゃ緊張するー

純直:  仕事はシンプル。車を出すときの誘導、
      車出している間に、車きたら、まっていただく。
      あと、ここは駐車されるとまずいので、
      停めているのみかけたら、移動していただく。
      それだけ。

平松:  ずっと、ここ?

純直:      そうだよ、たまに休憩、さっきの部屋で。

平松:  寒っ。

純直:  それはつきものだね。しょうがないね。
      今日の夜勤のひとはもっとつらいだろう。
      警備員はわたわた動かないのも仕事。必要以外動かない。

平松:  甘くみてた。

純直:  今日、雪が降るらしいよ。

平松:  ええー

純直:  めずらしく、−3度

平松:  夢の国なのにー

純直:  うちらは、一般人からしたら、キャストだよ。
     楽しそうにやらなきゃ。

平松:  最近、イベント、屋内だったからなー

純直:  Phil,when will go to your hometown?

Phil:           end of January.but seriously towr.
                   I'll back here in April.

純直:  OH,I see.平松さん、2月から2ヶ月間、philさんの代わり。
      多分、平日昼間はそうなるよ。

平松:  12時間拘束だよね。耐えられるかな。

純直:  あとで、ホットコーヒー奢るよ。

12時、平松は黙ってたっている。
圭三が近づく

圭三:  元気ねえなー、平松さん、お昼。
     30分、お昼弁当買ったから食べて。
     休憩室に置いてある。

平松:  ありがとうございます。

平松は休憩室に入る。
中では外人が休憩している。

Stones:   このバッグあなたの?

平松: あ、はい。     

Stones:   ごめん。香水少しこぼした、ごめんなさい。

平松: あ、

Stones:  大丈夫。もう、拭いた。大丈夫。

平松: あ、・・はい。

Stones:  ランチ?

平松: はい。食べます。

机に置いてある、弁当を開ける

平松: ガテン系な弁当ー

Stones:  今日は寒い、力つけて、頑張って。

平松: はい。あなたは何の仕事で?

Stones:  私は大使の運転手。

平松: 運転手かー。被り物しなくていいの?

Stones:  捕まります。だから特別免除。

平松: あなたは、どうやってこの仕事に?

Stones:   私は人生やりたいことやってきた。夢の国に恩返しさ

平松: かっこいい。

Stones:  あなたはまだ若い、完全燃焼するべきだ。

平松: はい。

Stones:   おお、時間だ。では、ごゆっくり。

平松: ありがとうございます。

Stonesは部屋をでる。

平松: くっさー。この香水。すごい匂い。どこの国の人だ?
          ああーでもここあたたかい。凍りそうだったー
    無理かなあ。この仕事。・・決めた、今日でやめる。
    お金はいるどころか、いくらかお金払ってもいいや。

圭三がはいってくる。

圭三: どうだー?

平松: すみません。いくら払えば、辞めれますか?

圭三: ・・ん、辞めるのか。どうして。

平松: 気温なめてました、野外イベントは結構あるけど、
    動いて、声もだしていたので。気にならへんけど。
    動くことがなく、寒い。

圭三: まあ悪い日にあたっちゃったな。今日は寒い。
    ここまで寒い日はそんなにないが。

平松: これで12時間勤務はきつい。

圭三: 残念だなあ。お金でないぞ。

平松: いや、確かいくらか払うんですよね。

圭三: そうだなー靴代の4200円と弁当4日分2000円
    6200円

平松: 払います。

平松は6200円を渡す。

圭三: 6200円、確かに。じゃ、靴はあなたのだから。もってって。

平松: あたし、いいです。イベントでも履くことないだろうし、寄付します。

圭三: いいのか?

平松: 1日あたし、履いたけど、使えたら使ってください。

圭三: あと、服はクリーニングして、郵送でもいいぞ。

平松: 了解しました。

圭三: じゃあ、このままもう帰っていいぞ。

平松: いえ、今日は8時まで頑張ります。けじめです。

圭三: お金でないぞ。午後から雪降るぞ。

平松: 今日は耐えてみせます。

圭三: ガッツあるのにもったいないなー
    とりあえず、そしたら30分したら出てきて。

19:56 圭三が叫ぶ。

圭三:  交代式はじめます!敬礼!
      日勤帯、異常なし、報告事項なし。

聡:   了解!交代式終了!敬礼!

圭三:  平松さん、お疲れ。あなたはがんばった!

平松:  ありがとうございます。お会いできてよかった。

純直:  お疲れ様です。

聡:   見慣れないかただが・・。

圭三:  今日だけピンチヒッター!

聡:   おお〜今日は寒かったでしょう。雪も降っているし。

平松:  今夜あなたも大変。

聡:   思い出さない夜はないだろう・・・。

平松: あ〜〜。しみる〜。

圭三: 電話、いづみちゃんから。

平松: はい、平松です。

いづみ:話は圭三さんに聞きました。服はクリーニングして郵送お願いします。

平松: 了解しました!

いづみ:好きになってよかった〜。

平松: ん。

いづみ: これ別れの曲だから。

平松:  あ、そうそう。

いづみ: じゃ、またね。どこかで。

平松: はい。

圭三: 終わった?じゃ、平松さん。

握手をする。

圭三: いろんなやつを見たが、あなたは忘れなれないね。
     ありがとう!またどこかで!

平松: ありがとう!

平松は去る。




SCENE 5  平松の家

娘:   あのさーねーバックとかない?

平松:  バッグ?バック?最近使ってないやつはそこの押入れ。

娘:   わーなにこれ、香水?くっさ!なにこの臭い。あ、これ?

平松: あーそれそれ、懐かしいなー

娘:   懐かしいねとかじゃなくてさ、この臭いなにこれ。

平松: ディズニー王国大使館警備のときに使った鞄。

娘:   あ、1月の終わりの時の体験学習?これかわいいけど、くっさ!

携帯が鳴る。平松がとる。

平松:  知らない番号だなー。はい、平松です。

圭三:  あ、ABC警備のなかよしと申します。

平松:  あ!あの、ディズニー王国大使館の!まさにGood Timimg!

圭三:  よくわからないことを!まわっちゃうぞー!

平松:  ひはははは。懐かしい、お元気ですかー。

圭三:  さらに年輪まわしております。

平松:  ふははっ、今日はなにか・・。

圭三:  いやね、印象に残っててね、今も募集してるんですが。
      夏だから、寒くはないぞー

平松:  あ、いやー今度は暑そー。いや、今仕事ついちゃっててね。

圭三:  そうかー。それは別にいいんだー

平松:  ん?

圭三:  平松さん、声よかったよね。今度、趣味でうちのグループで
      ハモでぶやるんだけどやってみない?
      いづみちゃんもいるし、純直君、聡君、KATSUMI君、KIXSもいるぞー

平松:  え?!!なにそれ、なにそれ!みんなに会えるの?
     それも、ハモでぶで。すごい!やるやる!

圭三:  じゃあさ、今度の日曜、銀座線のって再会して歌うぞー
   
平松:  ぜひ、やります!

圭三:  あとで、メール送るよ。

平松:  宜しくお願いしまーす。

電話を切る。

娘:   なに話してんの?

平松:  ひゃー嬉しいー

娘:   いや、バッグ探してるんだけど。

平松:  その香水のあげるー

娘:   いらね。

平松:  ははははっつ。

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